乙女座さんの特徴は、『識別力分析力があり その正確性も高い。純潔を重んじる。思慮深く心が細やか』という、いかにも〝キチンとさん〟な印象ですね。
ですが その半面、『心配性でこうるさい。取り越し苦労なたち。細部に意識がいき、大局を見失うおそれ』という、キチンとし過ぎた余りとんでもないことに!的なところもあるんです。
何でも物事は表裏一体、メリットもあればデメリットもある。といいますが、こんなに振り幅が大きい表裏一体って、、、?と感じておりました。
特に『心配性』については、リアルに実生活で感じておりまして(~_~;)
そして、ギリシャ神話に、その答えを見つけました。
ギリシャ神話では乙女座の「乙女」は、オリンポスの12神の一つ「農業の女神 デーメーテル」という説があります。
デーメーテルには大神ゼウスとの間にペルセフォネという娘がありました。
ある日、美しいペルセフォネに冥界の王プルトーンが恋をして、妻にしたいと見染めたのです。しかし、デーメーテルは可愛い我が子を冥界になど嫁がせたくはなく、シチリアへ娘を隠し守ろうとしました。怒ったプルトーンは、シチリアの大地を割り、娘を裂け目に落として冥界へとさらったのです。
デーメーテルは、それはそれは嘆き悲しみ来る日も来る日も泣くばかりです。
農業の神が終わることのない悲しみに打ちひしがれた結果、地上では草木が枯れ作物が採れず、人々が餓え死人まででてしまいます。
その様を見ていたゼウスは、プルトーンに娘を元に戻すよう説得をしました。
ですが、プルトーンは娘を母の元へ返えす際、冥界のザクロの実を娘に食べさせたのです。
食べると二度と地上の人間のようには戻れないという実を、4ツ食べてしまったペルセフォネは、1年のうち4ヶ月は冥界に戻らなければならない身となりました。
この4ヶ月の間、母デーメーテルの悲しみは続き地上に作物はならず、5ヶ月目に草木や作物が育ち始め、地上ではそれが春の訪れとなるのです。
このお話しを知った時、心配性が過ぎる私の母が浮かびました。乙女座さんです。
私の結婚をとても嫌がっておりました。母が納得できるお相手は、いったいどんな殿方なのだろうと思ったりしたこともありますが、どんな方を連れてこようが、母にとっては皆んなプルトーンに感じるのでしょうね。
乙女座さんの母性は、娘をさらわれた悲しみから生まれた母性なのでしょう。
明日から乙女座さんにとって、1年で一番過ごしやすい一ヶ月にはいります。心配性を忘れるくらい忙しく実りある行動をとれる時期です。少々の心配事は目をつむっても大丈夫。
やりたい事を楽しみましょう(╹◡╹)♪